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公式HPより
このモデルはアベントゥーラ59と同じコンセプトの一段ライトなパワークラスです。特徴は非常に軽快な5,5ftというスーパーショートレングス。今までにないスーパーショート怪魚ロッドです。 1/2oz〜3ozクラスのルアーが扱いやすい広めのパワーバンド設定。ショートロッド特有の操作性の高さはもちろんですが、 粘り強くよく曲がるブランクスが幅広いキャスティングウェイトを実現しています。 バスロッドに近いセッティングでありながらそれをも凌駕する軽快さ、操作性を持ちながらも、アマゾンの魚たちと渡り合える強靭なパワーを秘めたロッド。ピメンタ55に採用されている中弾性厚巻のブランクスは粘り強くマイルドなその特性から高次元なキャスティング精度、 ルアーの操作性を実現しています。しぼり込むほどに細身のブランクスからは想像もしえない驚異的なトルクを発揮します。キャスティングウェイトバンドも広く、1/2oz〜3ozクラスのルアーを心地良くキャストできます。キャスティング、 ルアーの操作性ともに特に汎用性の高いロッドとなっております。熱帯秘境ルアーフィッシングのエキスパート、TERU氏によって最高のバランスを実現したロッドです。

 

Buyerより 高田雄介(ビックリマン高田)セレクト

オンラインセレクトショップを始めるにあたって、私のセレクトとして真っ先に頭に浮かんだのがこのTULALA(ツララ)/Pimenta55(ピメンタ55)でした。
公式HPにも記載があるように、このロッドは対アマゾンを想定して今までにないセッティングで造られました。
TULALAボンバダシリーズが世に浸透した今でこそ、ワンアンドハーフのパワーショートロッドが一般的となりましたが、
このモデルが発売された当時は皆がそのセッティングに驚きました。
このロッドの凄いところはアマゾンだけを想定した尖った怪魚ロッドにも関わらず、
アマゾンから遠く離れたアジアのジャングルのボートゲームや、身近にある日本のオカッパリゲームにおいても威力を発揮するところでしょう。

私が得意とする釣りにスネークヘッド類、主にトーマン(チャドー)の釣りがあります。
トーマンはタイランドやインドネシア、マレーシアにおけるルアーゲームのスーパースターで、現地アングラーは好んで狙います。
人が立ち入ったことにない秘境を除けば、フィッシングプレッシャーは常に掛かっていると考えて良いでしょう。
昔から使われるペラルアー(フローティングバズベイト)はもちろんのこと、ミノー、クランク、ワーム、スピナー、時にはビッグベイトなど
現在のトーマン釣りでは様々なルアーでのアプローチが求められます。
またストラクチャーに依存する習性のあるトーマンにはポイントへ正確に落とすキャストアキュラシーが重要です。
そして威嚇で口を使うことも多いトーマン釣りはキャスティングの回数も多くなり、手返しの良さが求められます。
カバー付近から始まる強烈なファイトに耐えうるロッドパワーが必要なのは言うまでもありません。

重さから飛行姿勢まで異なる幅広いルアーを、正確に、疲れずにキャストし続けられる。それでいて魚に負けないパワーを持っている。
それらの要素を満たすロッドがこのピメンタ55なのです。
上記の要素を満たすロッドはもちろんトーマン以外にも世界中の淡水ボートゲームで活躍します。
バラマンディ、マーレーコッド、サラトガ(ノーザンバラムンディ)、ノーザンパイクなど挙げればキリがありません。
タイランドの釣り堀においてもこれ1本あればアマゾン系釣り堀のピラルクからバラマンディまで対応できるでしょう。
このロッドを愛用してかれこれ4年目ですが、スタメンの座は未だに他のロッドに譲っていません。
ワンアンドハーフで仕舞寸法が132cm前後。グリップは42cmなので、他のツララボンバダに合わせて
内径5cm以下で長さ140cm以下の細く短いバズーカ(ロッドケース)を用意すれば、現地で邪魔になることはありません。
海外のボートゲームに1本持っていくなら?の質問に対する私の回答の1つがこのピメンタです。

日本での有用性についても触れておかなければなりません。
私が日本においてこのロッドを主に使用するのは、ボートにおけるビッグベイトシーバスゲームと
ビッグベイト、ビッグトップウォータープラグを用いたオカッパリビッグバスゲームです。

東京湾シーバスゲームにおいて最も面白い釣りのひとつとして秋から初冬にかけて行われるコノシロパターンがあります。
コノシロパターンで用いるのは小さいものでジョインテッドクローの178。大きいものだとタンゲーラ等のオフショアビッグプラグや
マグナムスプーン、スライドスイマー250などマグナムサイズのルアーにまで及びます。
決して広くない船上で他の乗船者に迷惑をかけず、ビッグルアーを小さな振りで正確に撃つことはパワーショートロッドだからこそ為せる技です。
またコノシロパターン以外でもビッグベイトが有効になる状況において、バースの奥に正確にルアーを放り込める点もアドバンテージと言えます。

またオカッパリのブラックバスゲームでも水面系のビッグベイトや、ビッグトップウォーターを扱う場面でこのロッドは非常に有効となります。
私の愛用ルアーのひとつにビッグバドがあります。この有名なノイジールアーでよい釣果をあげるためには岸際やブレイクラインの上を正確に引いてくる必要があります。
つまりキャスト精度の良さが求められるのです。オープンウォーターならいざしらず、よいポイントというのは足場が高かったり、
竿を振りかぶれない程木々が頭部上に生い茂っていたりと難しい状況でのアプローチが必要となる場面が大半です。
5.5ftのレングスであれば少しの竿の振りでも、木々に邪魔されずルアーを飛ばす事もできますし、強靭なリフトパワーは高い足場での抜き上げという選択も可能にします。
ロッドバランスが良いのでバスロッド的感覚で操作でき、レギュラーテーパーは水面のバイトも弾きません。
ビッグベイトにおいても同じで水門下やオーバーハング下に打ち込まなければいけないシチュエーションでピメンタの持つ短さとパワーが生かされます。

海外では汎用性の高い淡水の決定版キャスティングロッドとして。
国内では身近なターゲットの特殊な状況でアプローチをできるジョーカー的ロッドとして様々なシチュエーションで活躍する銘竿が、このTULALAピメンタ55です。

TULALA Pimenta55/ツララ ピメンタ55

¥42,980価格
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